こんにちは、すっとんセイウチです。30代、オスです。
私はよく魚を食べます。セイウチって設定だからではなく、純粋に好きだからです。
その中でもカツオは、母のお腹の中にいる時から好きでした。本気です。
もしかしたら、母すら生まれてない時から好きでした。
スーパーへ行くと、最近は特に、刺身コーナーでカツオが売れ残り、割引されてるのをよく見ます。
「最近カツオの割引多いな〜」と思いながらスーパーで買い物してたら、
『舐めんな。』『俺はこんなもんじゃない。』て声が聞こえて、誰が言ってるんだろ?って周り見渡したら、割引されたカツオだったんですよ。本気です。
なので、カツオについて簡単に調べてみました。
カツオで体力回復

カツオは日本の食卓において古くから親しまれております。

縄文時代の遺跡からカツオの遺物が出てきてる!
(青森県など)
鎌倉時代には、勝負に「勝つ男」のカツオで縁起のいい魚として、武士の間に広まったそうだ。
そう、噂の勝男武士(カツオ節) 保存用・携帯用の兵食として重宝されたそうだ。

俺も今日限定で勝男武士になる。
俺はもう止まらねぇ。

なるのはいいんですが、
あなたの勝男武士の定義を教えてください。

姉のサザエと妹のワカメを守ることさ。

サザエさんは愉快だなぁ。
そんなカツオですが、カツオは、魚の中でも特に栄養価が高いのです。
特に、「体力をつける」「体力を回復」「体操服家に忘れたから一瞬で帰る」「持久力の維持」など
科学的根拠に基づき、高く評価されています。
●質のいいタンパク質が豊富
●疲労を和らげるイミダペプチド
●ビタミンB群が豊富に含まれる
●鉄分が豊富
●その他
大きく分けて5つありますので紹介していきます!!!
質のいい”タンパク質”が豊富
「体力をつけたい!」と思ったら、食事から栄養を摂ることが大事です。
特にタンパク質は、体力をつけるのに「欠かせない重要な栄養素」というのが、多くの研究で判明してきている。

タソパク質ね。
1日どのくらい摂取すればいいの?

諸説ある。
・体重と同じ量(体重60kg→60g)
・体重1kgあたり0.8g(体重60kg→48g)
・体重の1.5〜2.5倍(体重60kg→90〜150g)

いや多くない?????

おっしゃる通り!
高タンパクは腎臓に良くない。なので、
・1日40g以下だったら問題ない
という説もある。

まずは試して、体の調子をみて、
どの説が自分には合ってるのか確かめてみます。

カツオの刺身、特に赤身は、
3切れ程度(60g)で
・90kcal
・タンパク質15g程度だよ!

3切れでタンパク質15g程度は気合い入りすぎ。
筋肉をつけるためにもタンパク質は重要で、
筋肉がある人の方が筋肉がない人より体力があります。
私たちの筋肉は、運動や日常生活(家事・掃除等)の動作の中で、常にダメージを受けています。
そのダメージを修復し、筋肉疲労をとるには、タンパク質摂取が欠かせません。
2016年に発表された研究によると、
「タンパク質を十分に摂取することで筋肉量が増加し、運動パフォーマンスや持久力、体力、が向上する。」ということが示されている。
更にタンパク質は、免疫機能の維持にも関わっています。

免疫力が低下したら、
・体が疲れやすい
・病気にかかりやすい

ヘェーボタンが欲しい。
「体力をつけたい!」と思ったら、カツオのようにタンパク質が沢山含まれている食材を選びましょう。
疲労を和らげる”イミダペプチド”
近年注目を浴びるイミダペプチドという栄養素は、
イミダペプチド=疲労を軽減する効果がある
2010年の研究では、
「イミダペプチドは、運動後の疲労回復を促進し、疲労感を軽減する効果がある。」
と明らかにされております。
特に、脳・筋肉の疲労を和らげる効果がありますので、
- 日常的に疲れを感じやすい方
- 運動後に疲労感が残りやすい方
などに積極的に摂取していただきたい栄養素になります。
”ビタミンB群”が豊富に含まれる
ビタミンB群はエネルギー代謝に深く関係しているビタミンです。
食事から摂取した栄養素をエネルギーに変換する働きを担っている!!!
カツオには、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
などが含まれています。これらのビタミンは、
- 疲労感を軽減
- 持久力や体力を向上させる効果
があると言われています。2017年の研究では、
「ビタミンB群が、エネルギー代謝を促進し、運動中のパフォーマンスを向上させる」
ということが示されている。

カツオ、パフォーマンス向上させすぎ。

特にビタミンB12は、
・赤血球の生成をサポート
・酸素を効率的に体内に運搬する
カツオを日常的に食べることで、ビタミンB群を効率よく摂取でき、エネルギー爆発させましょう。
”鉄分”が豊富
特にカツオの赤身の部分には、鉄分が多く含まれている。

俺の知ってる鉄子も鉄分の多いお方だったぜ。
鉄分は、酸素を運搬する、ヘモグロビンの構成要素であり、
全身の細胞に酸素を供給するために、不可欠なミネラルです。

鉄分が不足すると、
・酸素が上手く供給されない
・疲労感・体力の低下
・貧血を引き起こす可能性有り

鉄子〜〜〜〜〜!!!!!!
2014年の研究では、
「鉄分が十分に供給されれば、運動中の疲労感が軽減され、持久力体力が向上する」
ことが確認されています。
鉄分不足に対しても、非常に優れた食材です。
その他
- オメガ3脂肪酸
- セレン
など、体力向上・持久力維持に効果的な栄養素が含まれている
オメガ3脂肪酸とは、魚油に多く含まれている。
- 脂肪の分解をアップ
- 脂肪を蓄積しないように作用
- 心疾患・脳卒中・糖尿病など生活習慣病予防の効果

脂肪(油)分であるのは変わりないため過剰摂取は禁物。

何事もほどほどにってことね♡
摂取量の目安ってあるの???
2020年版日本食事摂取基準では、
<男性>
30〜40歳:2.0g/日
50〜74歳:2.2g/日
75歳以上:2.1g/日
<女性>
30〜64歳:1.9g/日
65〜74歳:2.0g/日
75歳以上:1.8g/日

なんか絶妙〜!!
カツオはどのくらい入ってるの???

サバ1切れ(80g):1.2g
イワシ1尾(65g):2.0g
カツオ(60g):0.94g

カツオ60gは、刺身3切れ程度だったから、
刺身1切につきオメガ3は→0.31g
0.31g✖️7切=2.19g
刺身7切食べれば一旦無敵だ。
セレンとは、人体にとって重要な微量元素です!!!
- 酸化作用による細胞ダメージを防ぐ
- 肌・筋肉・血管の老化を防ぐ
- 免疫機能の向上
- 甲状腺機能の維持

セレンも過剰摂取はだめ!
頭痛・吐き気・脱毛などがおこるよ。
セレンの適量は年齢や性別によって異なりますが、一般的な目安として以下のようになります。
<日本人の推奨摂取量>
- 成人男性: 55μg/日
- 成人女性: 50μg/日
- 妊娠中の女性: 60μg/日
- 授乳中の女性: 70μg/日

日本人は、セレンの平均摂取量が1日あたり約100μgと推察され、
日常生活でセレンが不足することは基本的にありません。

むしろ多いのだけど、、

セレンの安全な上限摂取量は400μg
それを超えると過剰摂取になるよ!

そろそろ聞くけどμgって意味わかんないですけど。

μg(マイクログラム)って言うよ。
1mgのさらに1000分の1
つまり、100万分の1gという重さを表す単位。

意味わからん。
帰りたい。

1μgは、一般的な花粉の粒だったり、
大きさで異なるが、砂の粒もそのくらいなることがあるよ。

じゃ、100μgは???

乾燥したハーブや、スパイスの1摘み程度だよ。

いまいちわからんけど、ありがとう♡
勝つ男(カツオ)を勧める理由

最後に、なぜここまで「カツオ推し」なのか?
カツオはほとんど養殖されていない天然ものだからです。
魚は、養殖されたものよりも、天然ものの方が安全で良いとされています。
<養殖されている魚>
- 水槽や池などで飼育される
- 密集した環境で、ストレスを受けながら育てられていることが多い
- 病気や寄生虫のリスク高い
- 抗生物質・化学物質が使用されることが多々ある
- 魚を早く成長させるため成長ホルモンが使用されることがある

ホルモン剤は、人間に悪影響を与える可能性がある。

丸腸を上手く焼く人=神
なので、養殖された魚は、できるだけ取らない方が良い。(養殖マグロ・海外産養殖サーモン)
上記でも少し説明した、オメガ3脂肪酸も養殖の場合、天然の魚に比べて低くなります。
その点でも、カツオは結局「勝つ男(かつおこと)=勝男(カツオ)」だったと言うことですね。
まとめ
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
カツオの旬は、春と秋の2回あります。
現在は10月なので、宮城県沖にたどり着いて親潮とぶつかり、Uターンして南下しております。
私達に躊躇している時間はありません。
今すぐ海に飛び込み、私達も各々どっかでUターンして、そして南下し、カツオと共に捕獲されるまでが勝男の使命です。
あなたの幸運を祈ります。
私は泳げないので、家にいます。太ったし。

また来てねー